「大阪世界陸上」が開催された。
日本では1991年(東京)以来16年ぶりの開催である。世界中から集まる超一流アスリート達の競技を見るのは非常におもしろい。その魅力はシンプルに身体能力を競うこと所にあると思う。早く走る、遠くに投げる、高く・遠くへ飛ぶ。。。
ごまかす余地など微塵もない条件下で、トップアスリート達が0.01秒、1cmの記録を追い求め、肉体と精神を極限まで追い込んで行く。多少の技術が必要とはいえ、絶対的身体能力なしでの技術など無に等しい。
極真空手においても出来る限りそうあって欲しい。
絶対的な強さを追い求める事こそが武道空手の本義である。しかし、ごまかし無しの強さを獲得するのはそう楽なことではない。体を限界まで追い込み、気の遠くなるような反復稽古の先にしか本物への道はない。
近年、試合のルールも整備され、立ち合うことの意味が「決闘」から「競技」へと変化しつつあるように思う。
試合のルールを巧みに利用して勝つ選手も現れ、時には反則スレスレの技術、審判の目を盗んで反則をする選手も見受けられる。勝負である以上もちろん「勝たなければならない」「何としても勝つ」という気概は必要だが、競技のルールに迎合した勝ち方に流されてしまっては何のために極真を志すのか分からなくなってしまう。
誤解のないように付け加えるが、私は決して工夫をするなと言っているのではない、絶対的強さを追及することから目を背けての工夫は虚しいものでしかないと言っているのだ。相手よりも強く、速く、巧い者が勝つ。
この原則から目を背けないで精進して行きたいものだ。
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