岩上先生の言いたい放題コラム
やってはいけないシリーズ(2)「自転車」
顧問の岩上です。
今回はやってはいけないシリーズ
第二弾「自転車」
先ずは関節の構造を知ってください。
物と物の間にゼリーを挟みます。
圧力をかけた方が上手く動くのが写真です。
自転車を乗ることによって
上からの体重と下からのサドルからの突き上げで
仙腸関節がギャビング(ずれ)を起こし離開します。
関節が離開することによって伝達能力が減弱します。
競輪選手の足、大腿四頭筋、
所謂太ももの筋肉は異常に発達し、その競技に適応した形状に進化します。
しかし下腿三頭筋(ふくらはぎ)の筋肉は
S級(競輪選手の中で最高峰)の選手は
小学生の低学年程の筋力しかありません。
彼らは歩くことが苦手でサッカーなどを
リクリエーションで行うと一分も走れません。
競技としては進化しますが人間としては衰えて行きます。
数十年前に私の師匠の所に、ある著名な競輪選手が治療には来られ
相談をされていました。
彼らは、それで食わなければいけません。
自転車の練習の際骨盤が離開しないように、
私の師匠の助言によりゴムバンドをしたのもここから始まりました。
この仙腸関節の離開は右は横隔膜より上、心肺機能、気管支。
左は横隔膜より下、消化器官、膀胱、生殖器の内科的疾患が100%現れます。
両方はからだ全身です。
特に骨盤の広い女子は一考すべきです。
ある小学校ではバランスが良くなる?との理由で、
一輪車を推挙し行っているところがありますが考慮すべきでしょう。
長距離など自転車を乗った後は
スクワット運動を行い腰に圧力をかけて下さい。
ゆっくり10回位。
今日の一言として、
人の能力の差はほとんどなりません。
しかし努力するとその差は大きくなり
継続するともっと大きくなります。
そして習慣化すれば無敵です。
自主的継続が親御さんの役目です。