支部長コラム038


支部長コラム 「ハングリー精神」

2013年5月発行の道場新聞「港南瓦版38号」に掲載

お金さえ出せば大概のものが手に入るこの時代、
ハングリー精神は皆無だと思いきや、そうでもないようだ。

今の子どもや若者たちの「飢え」は、
どれだけお金を出しても手に入らないものへの飢え、
「物より事(こと)」への飢えと言えるかも知れない。

そうした精神的な飢えや渇きを持たない者は、
大した人物にはならないだろう。

極真空手を修行する者が目指して行く「強さ」もその“こと”の一つである。
自分の人生を大切に考え、無駄に生きない。
自分が何者で、何をどこまで出来る人間なのか…。

極真空手を志す者には、
「自分はどこまで強くなることが出来るのだろうか?」を、
一歩一歩探求して行って欲しい。



「>>>支部長コラム」のトップページへ