初めてのアルバイト
季節はずれの暖かな昼に、
ふと初めてやったアルバイトのこと思い出したので、
ブログに書きます。
それは小学3年生のころ、
近所の公園に紙芝居のおじさんが、
自転車の後ろに大きな木箱を積んで来ていました。
不定期でしたが、
週に2回程度は来ていたのではないかと思います。
ある日、紙芝居が来たことを報せる拍子木が鳴りましたが、
その日の私はおこずかいが底を尽いていました。
紙芝居は、おせんべい・水あめなど、
何かを買わなければ観てはいけません。
私はおじさんに、
「今日はお金を持ってないけど見ていい?」
と相談すると、
おじさんは、
「じゃあ、この拍子木を鳴らして町内を一周してくれたら観ていいよ。」
と言ってくれました。
そうして私は人生初のアルバイトをしました。
一周して帰って来た私におじさんは、
「ありがとな、これを食べて紙芝居を観なさい」
と言って、
水飴を挟んだおせんべいをくれました。
あの嬉しさと甘さは、今でも胸に残り続けています。
昭和。
人情味のある良い時代でした。
今日のブログはここまで
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